コンテナとは、海外より食品を輸入する場合の貨物輸送用に使われる内部に物を納めるための容器です。
- 大きさは?
- ISO規格での海上コンテナの長さは、主に20フィート (6,096mm)、40フィート (12,192mm) の2種類があります。
- 幅は8フィート (2,438mm)、高さは8フィート6インチ (2,591mm) だが、9フィート6インチ (2,896mm) のハイ・キューブ・コンテナ(背高コンテナ、クンロクとも呼ばれる)も普及しています。
- 重量は?
- 海上コンテナの最大総重量(自重も含めたコンテナ全体の制限重量)は、20フィートタイプでは17,950~20,320kg、40フィートタイプでは26,770~30,480kgあります。
- リーファー・コンテナ (Reefer container)
- 生鮮食品・冷凍食品・生花や低温輸送が必要な化学製品、医薬品、電子部品、フィルム、美術品などの輸送のためのコンテナであり冷凍コンテナとも呼ばれますコンテナ内部に外部電力給電式の冷却・保温ユニットを備え、+20℃から-25℃程度までの冷却と保温が可能で、このコンテナのドアは基本的には短辺片側に1つだけ設けられています。また、稀に運用先での外部電力供給が不可能等の事情に合わせた、ディーゼルエンジン発電機搭載式と従来の外部給電式の併用タイプもあります。
![リーファーコンテナ外面](https://www.jarw.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/06/50cbc69166e04581cdb12ada25083cab.gif)
リーファーコンテナ外面
![リーファーコンテナ内部](https://www.jarw.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/06/59f004bf4e9d50ddcff48833db682cb0.gif)
リーファーコンテナ内部
- ドライ・コンテナ (dry container)
- 身近な生活物資から工業製品・産業物資まで、大多数の一般貨物に幅広く利用され、日本国内では有蓋コンテナとも呼ばれます。ただしドライ・コンテナ輸送ができない例外品としては、液体・粉体・気体類などの状態で、それらの貨物を輸送する時の情況や事情で、事前に小型容器 ( 数十㌔単位の袋 ・ フレコンバック ・ ガスボンベ ・ ドラム缶 ・ 小型タンク類 ) などに小口分割して準備することのできない貨物の他、専用の管理設備・機器が必要な要温度管理品、大物品、生物などがあります。
![ドライコンテナ外面](https://www.jarw.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/06/e6e5e78e8f666de2b08a05d2d5dcdb9e.gif)
ドライコンテナ外面
![ドライコンテナ内部](https://www.jarw.or.jp/wp/wp-content/uploads/2015/06/696596b660808eeaf411280138c2dae0.gif)
ドライコンテナ内部